SSネタ

2013SSまとめ

2013-07-14
「ふふ、かわいいですね」
「気持悪いな。褒め言葉じゃないぞそれ」
「では『かっこいい』の方がいいですか?」
「は!?お前…視力は大丈夫か。ていうかイヤミか?」
「本当のことですよ。照れてるんですか?」
「別に…」
「…ふふ、かわいいです」
「あーもー!」(無限ループ)

必殺技会議

古泉「あなたに相談したいことがあります」
キョン「改まって何だ」
古泉「閉鎖空間でのことなのですが……」
キョン「またハルヒのご機嫌を取れとか言うのか」
古泉「いえ、そうではありません」
キョン「それ以外で俺が相談に乗れるようなことあんの?」
古泉「ええ、これを相談できるのはあなただけなのです」ズイ
キョン「……お、おう。そこまで言うなら聞いてやる。一体何だ?」

手作りチョコ

長門「ハッピーバレンタイン」
古泉「これはこれは、ありがとうございます長門さん」
キョン「おおっ、サンキューな。長門」
長門「食べて」
古泉「今ですか?」
長門「今」

Twitter投下SS (2012)

2012-11-29
「もしもし」
「俺だ」
「……どちら様で?」
「俺だよ。風邪引いてて声がおかしいんだ」
「電話番号が非通知なのですが」
「ケータイ水没させちまってな。家の電話からかけてる」
「……」
「それで頼みがあるんだが。実は小遣いがピンチで……」
「通報しました」
「!?」

押しかけ病人

※前に書いたこれの続きのような。

ピンポンピンポーン

キョン(こんな時間に……誰だよ)
古泉「僕です。開けてください、緊急事態です!」
キョン「……またハルヒがなんかやらかしたのか」

ガチャッ

古泉「ゲホゲホゴホッ」ドサッ
キョン「うお!? どうし……、ちょっ、何だよおまえ! ひどい熱だぞ!?」

長門友の会

キョン「では次回のプロジェクトを提案する」
古泉(ぱちぱちぱち)
キョン「長門の好きなケーキをずばり当てる!」
古泉「ふむ」
キョン「俺はチョコケーキに賭けるぜ。前に生チョコを美味そうに食ってたからな」
古泉「僕はミルフィーユですかね。たくさん食べてる感触がして好きそうだと思います」
キョン「じゃあ放課後か探索か、次に3人の組み合わせになったときに決行だ」
古泉「了解しました」

ごっこ

キョン「古泉古泉」
古泉「なんですか?」
キョン「カイジごっこしようぜ」
古泉「ゲームで恐ろしげなモノを賭けて『ざわ…ざわ…』するんですか」

男子会

キョン「世の中には女子会なるモノがあるそうだな」
古泉「最近流行りのようですね。我が団の女性陣もたまに開催しているようですが」
キョン「そうなんだよ!」バンッ!
古泉「え!?」ビクッ

俺の嫁戦争

キョンの分裂←これのおまけのようなもの。

「古泉は俺の嫁だぁ! 失せろニセモノどもめ!」
「なんだとおまえこそ失せろ! 古泉は渡さん」
「自分が大勢いるのは気持ち悪いから排除させてもらう。べつに古泉を独占したいわけじゃないからな」
「こーなったら実力行使あるのみだ。勝ったヤツが本物だ。表出ろおまえら!」
「上等だ!」
古泉「あ、あの、みなさん落ち着いて……」オロオロ
「落ち着けおまえら。古泉が『僕のために争うのはやめてください。あなたに何かあったら僕は生きていけません』と言っている」
古泉「言ってません」

不屈の超能力者

今回は古長風味

古泉「折り入って相談……というかお願いがあります」
キョン「この時点でイヤな予感しかしない」
古泉「大事なことなんですよ。お願いします」
キョン「しょうがないな……。また機関がどうとか世界がこうとかいう話か?」
古泉「そうではありません。長門さんを僕にください」
キョン「そうか、長……ちょっ、え? なに。なんだって?」
古泉「長門さんを僕にください!」
キョン「イヤ聞こえてるよ! なんだそりゃ!? ワケわからん!」

古泉一樹の○○

古泉「最近熱心にパソコンいじってますね。ゲームの相手もしてくださいよ」
キョン「パソコンでいろいろできるのが面白くてな。今日はフォントで遊んでる」
古泉「フォントですか?」
キョン「我ながら良くできたと思う。どうよこれ」

MISSION:G

キョン「おい、まだか」
古泉「うーん、もう少し待ってもらえませんか」
キョン「この状況で考える余地があるのかよ。そのあきらめの悪さを褒めるべきか哀れむべきか」
古泉「きっとあるはずです。神の一手がどこああああああああああああ!!」ガタッ!!
キョン「おわ!!??」ビクゥ!!

キョン「び、びっくりするだろ! なんだよ!?」
古泉「あ、あれです! アレが!」
キョン「アレ?」
古泉「あ、あなたの後ろの壁に……ゴキが!!」
キョン「ギャアアアア!!」ガターン!!

ゆずれないもの。

キョン「おまえって一人暮らしなんだっけ?」
古泉「ええ、そうですね」
キョン「今度遊びに行っていいか?」
古泉「えぇ!?」
キョン「なんだその反応。迷惑だったか?」
古泉「いえ、そうではなく……。その、なんというか、あなたからそのような申し出があるとは夢想だにしなかったもので」
キョン「大げさだな。別にいいだろ? たまには男同士でダラダラしたってさ」
古泉「は、はい、そうですね。そうですよねっ」
キョン「じゃあ今週末でいいか?」
古泉「はい!」

ヒーローの条件

キョン「おまえ敬語の優等生なんて演じてて疲れねえ?」
古泉「否定はしません。あなたのように堂々と暴言を吐いてみたいと、たまに思うこともあります」
キョン「……そうかい。それでもやってけるって事は、うまいことストレス発散してるんだろ。閉鎖空間で暴れるとか」
古泉「そうですね。昼夜を問わず駆り出されていた頃はそれ自体がストレスでしたが、最近のような頻度であればいい運動です」
キョン「まあ、慣れたらちょっと楽しそうに見えるもんな」

君に届け(強制)

注:古泉が変です。

古泉「あなたが好きです」
キョン「そりゃどうも」
古泉「反応薄いですね」
キョン「俺もおまえのことは嫌いとは思ってないぞ」
古泉「あの……友人としてじゃないですよ? I love youのほうですよ?」
キョン「分かってるが、あえてスルーしたんだ。その辺察して流してくれ」
古泉「僕は真剣です。この熱い想いを受け止めてください」
キョン「それ無理」
古泉「ひどっ」

頭文字K

古泉「このままではいけません」
キョン「突然どうした」
古泉「世間で言われる『草食系男子』……。僕たち二人はまさにこれに当てはまっています」
キョン「……言うなよ」

古泉「世界を大いに盛り上げる団員として、そんな軟弱なことでは涼宮さんに怒られてしまいます」
キョン「なあ、俺たち別にそこまで『草食』じゃないと思うぜ? ハルヒという凶暴な肉食恐竜が近くにいるせいで、相対的にそう見えてるだけなんじゃないか」
古泉「だからといって現状に甘んじているのもどうかと思います。自らもアピールをしなければ」
キョン「現状維持とか言ってるおまえらしくないが、いったい何をアピールするってんだ」

なかよしLv.99

仲良し←この絵から作ったネタ。ガチ友情だったらってハナシ。ちょっと長い。

古泉「高いシャンプーって、やはり効き目があるものなんですね」
キョン「そうなのか?」
古泉「先日薬局へ行ったとき、試供品をいただきまして。夕べ試しに使ってみたら、髪がさらさらになってびっくりしました」
キョン「へえ……おお、すげえ。マジでさらさらっつーか、むしろツルツルだな」
古泉「とはいえ、替えたいとまでは思わないんですけどね」
キョン「まあそうだよな。そこまでこだわりねえよな」
古泉「ええ。……あなたの髪ってちょっと硬めですね?」
キョン「ああ、なんか家系らしいんだ。妹の髪もけっこうクセが強くてな。そういうお前は……んー、細いというか猫っ毛というか……将来ハゲそうだな」
古泉「不吉なこと言わないでください。そういうあなたこそ、ほら、おでこ広いですし、生え際が心配ですよ?」
キョン「気のせいだ気のせいっ!」

谷口「おまえらぁぁぁ―――――――!!」

○○をかける少年

キョン「おまえ目玉焼きに何かける?」
古泉「いけません!!」
キョン「うぇ!?」ビクッ
古泉「何という恐ろしいことを……。それはあらゆる友情を破壊し、恋人たちをことごとく破局に追いやった悪魔の質問ですよ!」
キョン「大げさだな……。俺はおまえが目玉焼きに砂糖や蜂蜜やチョコチップや、あるいはそれら全部をかけて食ってても気にしないぞ」
古泉「あなたの親戚の糖尿病侍といっしょにしないでください」