俺の嫁戦争

←これのおまけのようなもの。

「古泉は俺の嫁だぁ！　失せろニセモノどもめ！」
「なんだとおまえこそ失せろ！　古泉は渡さん」
「自分が大勢いるのは気持ち悪いから排除させてもらう。べつに古泉を独占したいわけじゃないからな」
「こーなったら実力行使あるのみだ。勝ったヤツが本物だ。表出ろおまえら！」
「上等だ！」
古泉「あ、あの、みなさん落ち着いて……」ｵﾛｵﾛ
「落ち着けおまえら。古泉が『僕のために争うのはやめてください。あなたに何かあったら僕は生きていけません』と言っている」
古泉「言ってません」

「そうだな。マジで全員俺なら、腕力に訴えたところで相討ちになるのがオチだろうし。っていうか自分を殴るのはちょっとなあ」
「じゃあどうすんだよ」
「平和的に行こうぜ。5人いるから平日は1日交替で、土日は全員で古泉を愛でよう」
古泉「ちょっ!?」
「おお、さすが俺。頭いいな」
「俺金曜、金曜がいい！」
「じゃあ俺月曜」
「待て、今順番メモするから」
古泉「話を勝手に進めないでください！　冗談じゃないですよそんなの！」

「よし、割り振り完了」
「さて今日は日曜だな」
「じゃあ全員で」
「愛でるか」
古泉「!!」

「さあ古泉」
「覚悟はいいな？」
古泉「え、ちょっと、マジですか？　冗談でしょ？　全員でって……あ、あの、うわ……ギャアアアアアアアア!!」

黒古泉ルート

「マジで全員俺なら、腕力に訴えたところで相討ちになるのがオチじゃないか？」
古泉「僕は強い人が好きです。僕のために群がる敵をなぎ倒してくださるような逞しい人には、身も心も捧げてしまいたくなります」
「「「「「！！」」」」」

「よおおし！　やってやる！」
「むしろ殺ってやる！」
「同じ顔だからとか容赦しねえぞ！」
「覚悟しろおまえらぁぁ！」

ﾜｰﾜｰｷﾞｬｰｷﾞｬｰﾄﾞｶﾊﾞｷｸﾞｼｬ

――１時間後、キョン全滅。
古泉「計画通り……！」ﾆﾔﾘ

ひどい古泉ルート

「古泉は俺の嫁だぁ！　失せろニセモノどもめ！」
「なんだとおまえこそ失せろ！　古泉は渡さん！」
「落ち着けおまえら、暴力は良くない。ここは古泉に決めてもらおう」
古泉「えぇー」

「さあ古泉」
「おまえの愛しの彼氏はどいつだ？」
「もちろん俺だよな？」
「俺に決まってんだろ」
「俺俺俺だよ！」

古泉「くじ引きで決めたらいいんじゃないでしょうかー」←寝転がってテレビを見つつせんべいかじりながら
「ちょっ!?」
「ひでえ!!」

 

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オチに悩んだので全部載せました。