SSネタ

鮭の日麺の日もやしの日

キョン「しまった! 俺としたことがッ!!」
古泉「ど、どうされました!?」
キョン「古泉! 今日は何月何日だ!!」
古泉「えぇと、11月11日、ですね。それがどうか……」
キョン「全国一斉ポッキー(&プリッツ)の日だろうが! ポッキーゲームというお約束を履行するためにあるような日に、肝心のポッキーを買い忘れるとは、うかつすぎるぜ俺。コンビニで買ってくるからちょっと待ってろ!」ガタッ
古泉「ああ、そのことでしたか。ご心配なく、僕が用意しておきましたよ」ガサガサ
キョン「え、マジで? さすが俺の古泉だ。じゃあ早速やろうぜポッキーゲー………」

超能力者の定義

キョン「おまえは超能力者失格だ」
古泉「何ですか突然」
キョン「だってそうだろう。長門や朝比奈さんに比べて、おまえの超能力者設定はあらゆる意味で限定的すぎてつまらん。万能包丁長門に対して、おまえはリンゴの芯くりぬき機並に用途が狭い。広くこの世の不思議を募集するSOS団員として恥を知れ」
古泉「何の取り柄もない一般人が言ってくれますね」

スリルショックスペクタクル

キョン「ほれ、王手」
古泉「うっ………参りました」
キョン「うーん、ボードゲームも悪くないが、勝ってばっかだとイマイチ緊張感に欠けるな」
古泉「僕はいつも必死ですよ」
キョン「その割にはさっぱりだな。だいたい一番緊張感を削いでるのは、おまえのその万年ニヤケ顔だ」
古泉「ひどいです」
キョン「負けそうなときは、それらしく追い詰められた表情をしろよ。そしたらこっちも負かしがいがあるってもんだ」
古泉「………(この人Sか)」

告白

古泉「……あなたにお話ししなくてはならないことがあります」
キョン「なんだよ。お前の深刻そうな顔は、天変地異の前触れの気がして落ち着かん」

古泉「実は、少し前から言わなければと思っていたのですが、言い出せずにいました。
そうやって先延ばしにしても、自分の心を、何よりもあなたを裏切り続けるだけだと言うのに。
まったく……僕はどうしようもない臆病者です。覚悟を決めた今でも、怖くて仕方がない。僕の一言が何かを壊してしまう気がして……」

本名不詳と本性不詳

古泉「いつか本当の友人になれたらいいですね」
キョン「俺は別に今だって構わないんだぜ」
古泉「いえ、これは僕のけじめみたいなものですから。それで……そのときが来たら、あなたの呼び方も変えたいと思っているのですが……」

キョン「名字でも名前でも、好きに呼んだらいいさ。例の間抜けなあだ名だけはやめてもらいたいが」
古泉「あの……『アニキ』って呼んでもいいですか?」
キョン「……………え?」

 

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個人的には「ファーストネーム+くん」がいいなぁ。

メール2

From:古泉

先日は申し訳ありませんでした。
どうも顔文字の使いどころというのが分かっていないようです。
よろしければお手本を見せていただけませんか?

メール

From:古泉

お忙しいところ恐れ入ります。
涼宮さんのことで折り入ってお話があります。
緊急ではありませんが、できるだけはやくお伝えしたいことです。
今日の放課後、団活前に少々お時間をいただければと思うのですが、 ご都合はいかがでしょうか。
お返事お待ちしております。

正義と悪との識別完了

古泉「僕は涼宮さんの手前『謎の転校生』キャラを演じていますが……」
キョン「そうだな」
古泉「僕個人としては『謎の転校生』ではなく『炎の転校生』が希望でした」
キョン「……は?」

なまえ

古泉「僕の名字は『古泉』です。古い泉!小さい泉ではありません!」
キョン「分かってるよ」
古泉「僕は知ってますよ。あなた最近までケータイに僕の番号を『小泉』で登録してたでしょう」