鮭の日麺の日もやしの日

キョン「しまった! 俺としたことがッ!!」
古泉「ど、どうされました!?」
キョン「古泉! 今日は何月何日だ!!」
古泉「えぇと、11月11日、ですね。それがどうか……」
キョン「全国一斉ポッキー(&プリッツ)の日だろうが! ポッキーゲームというお約束を履行するためにあるような日に、肝心のポッキーを買い忘れるとは、うかつすぎるぜ俺。コンビニで買ってくるからちょっと待ってろ!」ガタッ
古泉「ああ、そのことでしたか。ご心配なく、僕が用意しておきましたよ」ガサガサ
キョン「え、マジで? さすが俺の古泉だ。じゃあ早速やろうぜポッキーゲー………」


キョン「………」

キョン「ええと、その、古泉くん」
古泉「なんでしょう?」
キョン「いったいそれは何かね?」
古泉「見ての通りポッキーです」
キョン「なんでジャイアントポッキーなんだよ!!」

古泉「食べ応えがあっていいでしょう」
キョン「食べ応えを求めるとこじゃないだろ!? それ天然なの? 嫌がらせなの?」
古泉「これを折らずに食べるのはなかなか難しいですよ。勝負も白熱しそうです」
キョン「あのな古泉。こういう場合のポッキーゲームというのは、勝ち負けよりも……ってあーもう! おまえのボケにはツッコミきれん! もういい、前置きはナシだ。さっさとメインディッシュをいただくことにする」
古泉「えっ、ポッキーゲームしないんですか!?」
キョン「はいはい、そっちは後で付き合ってやるからな」
古泉「後でって、ちょっと、何する……あっ」

 


ウチのSSでは珍しい、できてる(?)キョン古。
色気がなさすぎたので絵でフォローしてみる。

ポッキーの日