告白

古泉「……あなたにお話ししなくてはならないことがあります」
キョン「なんだよ。お前の深刻そうな顔は、天変地異の前触れの気がして落ち着かん」

古泉「実は、少し前から言わなければと思っていたのですが、言い出せずにいました。
そうやって先延ばしにしても、自分の心を、何よりもあなたを裏切り続けるだけだと言うのに。
まったく……僕はどうしようもない臆病者です。覚悟を決めた今でも、怖くて仕方がない。僕の一言が何かを壊してしまう気がして……」


キョン「……なあ古泉。お前とはなんだかんだでもう1年以上の付き合いだ。宇宙的未来的超能力的な危機を一緒に乗り越えてきた戦友で……その、親友だろ? 今更妙な遠慮はナシだぜ。何でも話せ、受け止めてやるよ。俺達の絆はそんなヤワじゃない」
古泉「……ありがとうございます。このSOS団で、あなたに出会えて、本当に良かった」
キョン「あー、なんか照れくさいな。とにかくほら、どうしたんだ? 言ってみろ」

 

古泉「『mikuru』フォルダ間違って消しちゃいました」
キョン「貴様とは絶交だ!!!!」

 

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「このキョン様がひどい 2010」その1