ばくおん!

クリスマス更新!

ホワイトクリスマス←珍しく背景描きました。しんどいですw

10月の終わりに北海道旅行に行ったついでに、爆音映画祭で「AKIRA」を観てきました。その名の通り映画を爆音で上映する企画です。


「爆音」って言葉からは頭が割れそうな、耳をつんざくような音を想像するけど、これが全然違う。目の前で大太鼓を鳴らしたみたいに、体中に振動が伝わるような迫力と臨場感のある音。耳や頭が痛くなるような不快な音もないし、ホワイトノイズもほとんど聞こえない。音とは空気の振動、波なんだってことが意識できる。

冒頭のバイクのエンジン音からメインテーマ、バイク暴走シーンへの迫力が桁違い。足元からの響きが、エンジンの振動みたいに感じた。
フィルム(30年前の!)での上映だったので絵と音の両方にノイズが結構混じってたけど、あまり気にならなかった。
あと、この映画には「街のノイズ」がとても細かくたくさん入ってたことに気付いた。街が動く音って言うのか。車の走る音や工場の稼働音、ビルの空調とかの、ゴー…ザー…っていう遠いノイズ。
音源の劣化によるノイズかと思ったけど、静かな室内のシーンだと聞こえなくなるから、ちゃんと設定された音だ。

爆音映画祭は各地でやってるみたいなので、興味のある映画がプログラムに入ってるようならぜひ見に行くことをオススメします!

爆音映画祭 オフィシャルサイト

あと映画AKIRAで気付いたこと。
私は市販のビデオ版(テープ・DVD・Blu-ray)しか観たことがなかったわけだけど、映画版は音が違う箇所があった。
鉄雄がマントを羽織って、戦車をぶっ壊すシーンがビデオだとBGMはナシだけど、映画は鉄雄のテーマが流れてる。あと、エンディングでもう一度金田のテーマが流れたあと、バイクのエンジン音が入ってた(ビデオではなかったはず)。